先に結論:着色直径は「盛れ具合」だけでなく白目とのバランスとシーン適性で選ぶと失敗しません。まずは 13.2–13.4mm を基準に、用途に合わせて±0.2mm調整するのがおすすめ。
30秒サイズ診断(ざっくり目安)
- 学校・職場でも自然に → 13.0–13.2mm(裸眼強化)
- 日常で“ほんのり盛る” → 13.3–13.4mm(バランス型)
- 写真・イベントでしっかり盛る → 13.5–13.6mm(存在感UP)
- とにかくデカ目重視 → 13.7–13.8mm(印象最優先・白目圧迫に注意)
レンズ全体の直径(DIA)ではなく、着色直径(色が付いている直径)をチェックしましょう。
着色直径の基本と“盛れ方”の仕組み
- 着色直径…虹彩部分をカバーする色付きの直径。数値が大きいほど黒目フチが外へ広がって見える。
- フチのデザイン…くっきり太フチ=コントラスト強→大きく見えやすい/ぼかしフチ=なじみ重視→自然に拡張。
- 内径(明るい部分の抜け)…中心抜けが狭いと瞳孔が小さく見え、暗所でにじみやハローが出やすいことも。
盛れ具合×バランス 早見表
着色直径 | 見え方の傾向 | 白目とのバランス | 向いているシーン | リスク/注意 |
---|---|---|---|---|
13.0mm | ほぼ裸眼、輪郭だけ整う | 白目たっぷり | 学校・職場、初カラコン | 物足りなさを感じる人も |
13.2mm | 自然に拡大、清潔感 | バランス良 | デイリー、面接・実習 | カラー次第で存在感控えめ |
13.4mm | ちょうど良く盛れる | やや黒目寄り | お出かけ・自撮り | 近距離で“カラコン感”が出ることも |
13.6mm | しっかり盛れる | 黒目優勢 | イベント・ステージ | 白目圧迫で不自然に見える場合 |
13.8mm | デカ目最重視 | 白目少なめ | コス撮影・写真特化 | 暗所でにじみ/ズレ感に注意 |
同じ数値でもフチの太さ/ぼかしや柄の密度で“体感サイズ”は変わります。試すときは色違い・フチ違いも比較を。
フチ・柄の違いで変わる印象
- くっきり太フチ:輪郭が際立ち、“一回り大きく”見える。→ 写真/ステージ向き
- ぼかしフチ:輪郭を柔らかくつなぐ。→ 至近距離でも自然
- ドット密度:密=発色強・大きめ見え/疎=透け感・軽さ
- 色味:
- ダークブラウン/ブラック…存在感UP、コントラスト強。
- ライトブラウン/ヘーゼル…抜け感・軽さ、デイリー寄り。
シーン別おすすめサイズと設計
1) 学校・職場(至近距離が多い)
- 13.0–13.2mm+ぼかしフチ。
- 透明感のあるブラウン系で白目との境界を自然に。
2) デイリーお出かけ(屋外/自撮り)
- 13.3–13.4mm+細フチ。
- 自然と盛りの両立。光の反射で柄が粗いと透け感が出るので写真に映えやすい。
3) イベント・撮影(距離がある)
- 13.5–13.6mm+くっきりフチ。
- LEDや屋外でも輪郭が負けない設計。
4) “とにかく盛り”を狙う日
- 13.7–13.8mm。白目が少なく見えるためメイクとセットでバランスを取る。
失敗しない選び方チェックリスト
- まずは13.2–13.4mmを基準に試す
- フチ(くっきり/ぼかし)で“体感サイズ”を調整
- カラーは髪色・眉色とトーンを合わせる
- 暗所でにじむ人→中心抜け広め/ぼかしフチを選択
- 初めてのブランドは1DAYから試す
よくある疑問(FAQ)
Q. 同じ13.4mmなのに大きさが違って見えるのはなぜ?
A. フチの太さ/ぼかし、ドット密度、色のコントラストで“体感サイズ”が変わるためです。
Q. 自撮りと対面で印象が違う…
A. レンズの柄の解像度やライティングで見え方が変わります。対面重視ならぼかしフチ、写真重視ならくっきりフチが目安。
Q. 大きいほど可愛く見える?
A. 白目の見える量が減ると不自然になりやすいです。顔立ちやメイクとのバランスを優先しましょう。
Q. 目が乾燥しやすい…
A. サイズに加えて素材(含水率・シリコーンハイドロゲル)も確認。装着液や人工涙液の併用も有効です。
TOPARDS(トパーズ)中心のおすすめ
方針:まずはトパーズで13.2–13.4mm帯を基準に。フチの強さと色味で“体感サイズ”を微調整します(カラーによって着色直径が異なるため、購入前に商品ページのスペック要確認)。
シーン別おすすめ(トパーズ)
- 学校・職場で自然に
ナチュラル系ブラウン(例:ベージュ/ラテ系)/着色直径の目安 13.2–13.3mm
ぼかしフチ×明るすぎないトーンで、至近距離でも自然。 - 日常で“ほんのり盛る”
ニュアンスブラウン/ヘーゼル(例:ほどよい発色)/着色直径の目安 13.3–13.4mm
細フチ×淡発色で、写真と対面のバランス良。 - 写真・イベントでしっかり盛る
ダークブラウン/ブラック寄り(コントラスト強)/着色直径の目安 13.4–13.5mm
くっきりフチで輪郭を強調。暗所でも目力キープ。
TIP:同じシリーズでもフチの太さ/ぼかしと内径の広さで体感サイズが変わります。迷ったら1DAYで色違い×フチ違いを試し、**写真(離れた距離)と鏡(至近距離)**でチェック。
トパーズの選び方メモ
- 着色直径:まずは 13.2–13.4mm を基準に、盛りたい日は +0.1〜0.2mm。
- フチ設計:ぼかし=自然/くっきり=存在感。対面が多い日はぼかし優先。
- 色味:ダーク=デカ目強調/ライト=抜け感。髪色・眉色とトーンを合わせると馴染みUP。
- 快適性:乾きやすい人は 低含水 or SiHy、暗所でにじむ人は 中心抜け広めを。
おすすめカラコン(着色直径別)
数値は一例です。色やシリーズによって着色直径が異なるため、購入前に商品ページのスペックを必ず確認してください。
バランス重視(13.2〜13.4mm)
- TOPARDS デートトパーズ(1DAY)
着色直径 13.4mm/DIA 14.2/BC 8.6/度数 ±0.00〜-10.00
自然に盛れて、学校・職場でも使いやすい定番カラー。 - LILMOON スモーキーベージュ(1DAY)
着色直径 13.2mm(シリーズにより異なる)/DIA 14.2
抜け感のある発色で、デイリーのバランス良。
しっかり盛り(13.5〜13.6mm)
- Chu’s me(チューズミー) ベイビーブラウン(1DAY)
着色直径 13.5mm/DIA 14.2/BC 8.5/度数 ±0.00〜-10.00
細フチ×やわらかブラウンで写真にも強い万能サイズ。 - LILMOON クリームグレージュ(1DAY)
着色直径 13.6mm(カラーにより差)/DIA 14.2
透明感と存在感を両立。屋外撮影でも輪郭が映える。
デカ目最優先(13.7〜13.8mm)
- Angelcolor Bambi Series 1day(バンビ ワンデー)
着色直径 13.7mm/1DAY
くっきりフチで“しっかり盛り”。イベントやステージに。 - エバーカラーワンデー ナチュラル
着色直径 13.8mm(シリーズ・色で変動)/DIA 14.5
大きめでもなじみやすい色展開。
TIP:同じ着色直径でも、フチの太さ・ぼかしで“体感サイズ”が変わります。迷ったら1DAYで色違い/フチ違いを試して、写真と対面の見え方を比較しましょう。
安全のための基本
- 装用時間は守る(推奨時間を超えない)
- レンズはこすり洗い/期限内交換(1DAYは毎回新品)
- 違和感や痛みがあれば中止して眼科へ
この記事はサイズ選びの目安です。最終的な適合は眼科でのチェックをおすすめします。